- 人の体は、体温が低下すると眠気を感じます。そのため、就寝前に入浴し一時的に体温を上げると、その後自然と体温が下がっていき、入眠がスムーズになります。より快適な睡眠のために、湯船にゆっくりとつかり体温を上げ、心身ともにリラックスする時間を習慣化しましょう。
実践のコツ
入浴は就寝の1~2時間前にすませるのがベスト
深い睡眠をとるには、就寝直前の入浴がよいという研究結果もありますが、なかなか体温が下がらず寝つきを悪くしてしまう可能性があります。寝つきも睡眠の質もよくするためには、就寝1~2時間前を目安に入浴をすませるとよいでしょう。
お湯は熱すぎない温度で半身浴もおすすめ
熱いお湯に短時間つかると、体に負担がかかってしまいます。38~40℃の熱すぎない温度のお湯にゆっくりつかることで、心身のリラックス効果も期待できます。お腹あたりまでの水位で30分ほど入浴する半身浴もおすすめです。
シャワーですませたい日は首もみストレッチを
湯船につからずシャワーのみの場合、血管の集まる首の後ろを重点的に温めて効率よく体温を上げましょう。- ①少し熱めのシャワーをうなじに当てる。
- ②両手指を組み、うなじの横のくぼみに親指を当て、手をゆっくり上下に動かし首筋をほぐす。