特定保健指導はなにをするの?
特定健診の結果、生活習慣病のリスクが高いと判定された方は、特定保健指導の対象となります。特定保健指導では、保健師・管理栄養士などの専門家が、あなたに合った生活習慣の改善法をサポートしてくれます。
脱メタボのチャンスを手にしたあなた、ぜひ参加しましょう。
特定保健指導の種類 指導内容については、その段階に応じて種類があります
①情報提供
健診の結果、生活習慣病の発症リスクが低いと判定された場合は「情報提供」となります。ただし、将来的に発症リスクが高くなる可能性もあります。リスクの低い今から、正しい生活習慣を身につけて継続するように心がけましょう。
②動機付け支援
健診の結果、生活習慣病の発症リスクがある(中程度)と判定された場合は「動機付け支援」の対象となります。
このまま放置しておくと、メタボリックシンドロームになる危険性があります。
支援の内容に関しては、健康管理の専門家と面談を行い、対象者の生活習慣をどのように改善していけばいいか、対象者のライフスタイルに合わせて一緒に考えて、目標を設定します。
その目標に沿って改善を行い、3カ月以上経過後に評価を行います。
③積極的支援
健診の結果、生活習慣病の発症リスクが高いと判定された場合は「積極的支援」の対象となります。このままではメタボリックシンドロームが進行し、生活習慣病を発症してしまいます。一刻も早い改善が必要な状態です。
支援の内容に関しては、動機付け支援と同じように、健康管理の専門家と面談を行い、対象者の生活習慣をどのように改善していけばいいか、対象者のライフスタイルに合わせて一緒に考えて、目標を設定します。
その目標に沿って専門家による継続的な支援が行われ、3カ月以上経過後に評価を行います。
2024年度からの特定保健指導内容の変更点
*2024年度特定健診結果に基づく特定保健指導が対象。
● 腹囲減・体重減の結果が重視されます
特定保健指導に参加して3カ月以上経過後の評価で、目標(腹囲2cm・体重2kg減※)を達成した場合には、その年度の特定保健指導が終了となります。
※腹囲2cm・体重2kg減が未達成の場合、生活習慣病予防につながる行動変容や過程等を含めて評価されます。